看護部


院内教育

重症心身障害児(者)の生命と尊厳を守り、人権擁護に基づいた障害児(者)のQOLの向上を目指した質の高い看護・療育サービスを提供できる職員の育成を目指しています。また、個々の職員が目標を持って自己の能力を開発し仕事を通じて成長できるように支援することが院内教育の目的です。

教育プログラム

教育プログラム

教育内容

【新任オリエンテーション】

採血の演習
採血の演習
病棟で勤務する前に看護部の概要、安全管理、重症心身障害(児)者について、障害者福祉制度のしくみ、基礎看護技術などを学ぶ(概ね5日程度)

【基礎コース】

採血の演習
摂食嚥下障害ケア研修 採血の演習
救急研修
「記録」「呼吸ケア」「摂食嚥下障害ケア」「安全管理」のカテゴリーを段階的・継続的に学習する。また、「救急看護」は、2年目に、「プール指導は、3年目に実施する
☆基礎コースⅠ
安全な看護が提供できるように各カ
テゴリーの基礎を学ぶ。例えば、「摂
食嚥下障害ケア」では、摂食・嚥下
のメカニズムや口腔機能の発達段階
などを学ぶ。
☆基礎コースⅡ
例えば、「呼吸ケア」では、異常呼吸
や呼吸介助の実際を学ぶ。
☆基礎コースⅢ
「呼吸ケア」では、呼吸評価を学ぶ。
「プール指導」では、水の特性などの
机上学習だけでなく、実際にプール
でリグリングなどの演習を行う。

【一般コース】

このコース全体としては、指導力とリーダーシップが身につく内容になっている。例えば「プリセプター」では、新人指導を通して、効果的な指導方法、業務調整などを学ぶ。「療育研究」では、看護の発展や質の向上のために、日常の看護における気づきを論理的に検証し、まとめ発表する。


【専門コース】

重症心身障害(児)者の看護で重要な「摂食嚥下障害ケア」「呼吸ケア」について学ぶ。


【管理コース】

監督者・監督者を補佐する職員として視野の拡大を図り、管理能力を養う。