診療部


薬剤検査科

薬剤検査科は「薬剤室」、「臨床検査室」、「診療放射線室」の3部門から構成されています。

薬剤部門

薬剤室では薬に関する様々な業務を行っており、そのいくつかをご紹介します。
医師からの処方箋に従い、入所利用者のお薬を中心に調剤しています。特に薬の量や飲み方について最新の調剤機器を利用し、常用量を越えていないか、飲み合わせの悪いものはないか(禁忌)、前回と変更がないか等、処方内容をチェックして正確な調剤を心がけています。
出来上がったお薬は、病棟スタッフの作業軽減と、利用者が確実に服用できるように病棟別、患者別かつ用法別にセットを実施しています。
薬の適正使用のために様々な情報を収集し、その情報を情報誌として発行し、医師・看護師やその他のスタッフに最新の医薬品情報を提供しています。
現在外来は、院外処方箋を発行しています。利用者の希望に応じて院外保険薬局の案内、検索を行っています。是非ご利用ください。

散薬分包機 与薬カート

臨床検査部門

検査室では、緊急性の高い検査項目を院内で測定しています。また、心電図検査・脳波検査・誘発電位検査・肺機能検査・筋電図検査を予約制で実施しています。
重症心身障害児(者)を対象としたこれらの生理検査は一般病院に比べて時間的余裕を取り、保護者の皆様が安心して付き添っていただけるように工夫していきます。

放射線部門

放射線室では、1)胸部・腹部・骨などを撮影する一般撮影、2)人体の断面像を撮影するCT撮影、3)胃や腸を検査する透視撮影、4)肝臓や胆嚢などをみる超音波検査を主に実施しています。
撮影検査では緊張される患者さんに対して十分な配慮をもって臨んでいます。患者さんに不安を感じさせないような雰囲気を作り、安全でかつスピーディーな撮影を常に心がけています。わたくしたちは患者さんはもちろんのこと、患者さんのご家族やセンター職員の協力のもとに撮影をさせていただいています。
お部屋のいち風景をどうぞ。

CT室 一般撮影室