施設概要

当センターについて

長期入所をはじめとして、外来診療及び通所・短期入所などの各種在宅支援を行っています。

当センターの分園として、東京都葛飾区東四つ木に「よつぎ療育園」があります。重症心身障害児(者)の通所事業と心身障害児(者)の外来診療を行っています。

院長挨拶

院長柳瀬治

院長 柳瀬治 

 

東京都立東大和療育センターは、平成4年8月1日に開設した重症心身障害児(者)を受け入れている施設です。事業の運営に当たりましては、「社会福祉法人全国重症心身障害児(者)を守る会」が東京都から指定管理者として指定を受け、一層の効率的かつ効果的な運営に努めています。

当センターの施設機能としては、児童福祉法に基づく「児童福祉施設」「医療型障害者入所施設」、障害者総合支援法に基づく「療養介護」「生活介護」「短期入所」を実施する施設であるとともに、医療法による「病院」としての機能を併せ持っています。病棟の総病床数は128床を確保し、このうち長期入所に92床、残りの36床を短期入所及び医療入院に当て、在宅の重症心身障害児(者)に対する短期間の受け入れや外来通院中の心身障害児(者)の入院治療などにも対応しています。

また、小児科、神経内科、リハビリテーション科など10診療科を有し、発達障害を伴った心身障害児(者)を対象に専門的な外来診療を行うとともに、受診希望者が年々増加している歯科診療に対しても積極的に取り組んでいます。さらに、在宅の重症心身障害児(者)の通所事業を実施し、通所バスによる送迎をはじめ給食や入浴サービスなどの充実を図りながら在宅生活の支援を行っています。

都の指定を受けた「社会福祉法人全国重症心身障害児(者)を守る会」は、「最も弱いものをひとりももれなく守る」ことを基本理念とし、多様化する療育ニーズと社会の変化に的確に対応しつつ、安全で安心できる質の高い療育の実現を目指し、職員が一丸となって全力で事業運営に取り組んでまいります。

このホームページには、当センターの事業内容を詳しく掲載しております。ご利用の参考にしていただくとともに、当センターのこれからの療育活動に注目していただければ幸いです。

施設理念

【基本理念】

「最も弱いものをひとりももれなく守る」とする社会福祉法人全国重症心身障害児(者)を守る会の基本原則を踏まえて、私たちは、利用者の生命、人権、人間としての尊厳を守り、生活の質の向上と社会参加を一層推進します。

【運営理念】

  1. 利用者の生命、人権、人間としての尊厳を守り、安全で安心できる質の高い療育(医療・看護・生活支援サービス)を提供します。
  2. 利用者やご家族と十分に話し合い、納得と信頼をいただける療育センターであり続けます。
  3. 地域に根ざした施設として、利用者とご家族の生活を支援します。
  4. 職員の能力向上に努め、各職種が協働し、活力ある職場を目指します。
  5. 多様化する療育ニーズと社会の変化に的確に対応し、療育の発展に貢献します。

沿革

昭和48年度
  • 東京都が重症心身障害児施設の建設検討を開始
平成元年9月
  • 建物の建設基本設計開始
平成2年10月
  • 建設工事に着手
平成3年4月
  • 社会福祉法人全国重症心身障害児(者)を守る会が管理運営を受託、「東京都立東大和重症心身障害児施設開設準備室」を飯田橋に置き、開設準備を開始
平成4年8月1日
  • 東京都立東大和療育センター開設。三吉野産治院長が就任
    外来、通所及び病棟64床開棟(第1病棟、第3病棟)
平成5年4月1日
  • 第2次開設64床開棟(第2病棟、第4病棟)、計128床となる
平成5年4月7日
  • 天皇皇后両陛下の行幸啓を賜る
平成6年10月1日
  • 有馬正高院長が就任
平成8年8月1日
  • 東京都立東大和療育センター分園よつぎ療育園開設、業務開始初代宮尾益知園長が就任
平成10年4月1日
  • よつぎ療育園、岩崎裕治園長が就任
平成14年10月30日
  • 東京都立東大和療育センター開設10周年記念式典を挙行
平成16年4月1日
  • 東大和療育センター、平山義人院長が就任
平成17年11月1日
  • よつぎ療育園、中山治美園長が就任
平成18年4月1日
  • 東京都から指定管理者としての指定を受ける
平成19年6月1日
  • 東大和療育センター、倉田清子院長が就任
平成27年4月1日
  • よつぎ療育園、米山 均園長が就任
平成29年4月1日
  • 東大和療育センター、柳瀬 治院長が就任
令和2年4月1日
  • よつぎ療育園、玉木久光園長が就任